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雑記 2023.9.08
「当たり前をより当たり前に」
弊社がMISSIONに掲げている言葉ですが、その当たり前に使えるとは何でしょう。
今日はその思いを少しお話ししたいと思います。
普段お客様と打ち合わせをしていて「当たり前に使えるように」と注文をされることは無いのですが、お客様は無意識の要求として、疑問を感じず普通に使えて、生活に調和する建物を求めています。
例えば玄関から入った時に最初につける電気のスイッチは、
・扉から自然に手を伸ばしたところにあるか?
・玄関と廊下のスイッチが並んでいるなら玄関が上または手前になっているか?
・センサー付きのスイッチや照明はどうか?
他にもキッチンやパントリー、洗面台の照明なら、光の色を自然に近い色にして作業しやすく、特に洗面台なら顔や手元が頭の影にならないか配置を考えます。
色々考えても建物の間取り上どうしても理想にならないところもあり、そういうところは決まってご指摘を頂戴しますが、そこは最大限の対応をさせて頂きます。
これを工場の電気設備に当てはめると制御装置や機械の操作方法は、悩まず、安全に、合理的で、今後の更新も考えてということに置き換えられます。
工場の機械は安全に使えることが第一で、使う人がだれであれ事故が起きないように設計しなくてはいけません。
例えばプレス機など手を挟む危険性がある機械なら、右手と左手で同時にボタンを押さなければ動かないようにすることが考えられます。でも両手でボタンを押しながらよく見ようと機械に頭を入れる可能性もあります。また片手を開けたいがために片方のボタンに細工をして、押した状態で固定してしまう作業者もあり得るので、エリアセンサーなどあれば完璧です。
もっと言うとそのスイッチやセンサーを勝手にキャンセルしたことが原因で起こる事故が多いので、キャンセルすることができないようにすることも必要です。
そこまで考えて一つの動作に対して安全が確保できるわけです。
お客様からしたら生活の中で無意識に使えないということは不便を感じるし、機械など安全性が必要であれば本当に何とかしなければいけないわけですから、我々はただあるものを付けたり組み立てたりするのではなく、その先を考えたサービスを当たり前として提供しなければと常日頃思っています。
当たり前をより当たり前に。
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関東機電株式会社は1957年に創業した歴史ある企業です。
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