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お知らせ施工現場雑記 2022.11.15
今日は新規案件のご紹介です。
1件目は下北沢の7階建て店舗兼共同住宅で現在杭工事中です。
仮設電気は電力会社側で時間が掛かっていてまだ完了していません。立地によっては仮設まで時間がかかかるので建築屋さんたちの初動が大事です。
杭工事が終わると根切り工事と言って土を掘って土台となる部分を整地して、電気工事はこの段階で避雷針などの接地工事を行います。
2件目は府中市の分譲マンション36世帯の現場でまだ更地の状態で仮設工事の段階です。
こちらは下北沢の現場と違って杭工事が無いので、いきなり根切り工事が始まります。
1件目と何が違うかというと、建物を支える杭は支持層と呼ばれる砂、礫などの層まで打つのですが、府中市は多摩川の砂礫層が地表の直下まで来ていて地盤が大変いいのです。
地盤というのは上から、表層の軟弱地盤、ローム層、砂礫層などとなっており、大きな建築物になると、かつて川だった層にある締まった砂や石などの砂礫層で建物を支えます。この支持層がどこになるかの基準としてN値があり、建築図の中の構造図では、ボーリング調査の結果、N値が40、50などの層が地表下何メートルにあるかを記載しています。
電気屋にそんなこと必要ないだろうと言われそうですが、避雷針などの接地工事の際に「欲しい抵抗値が簡単に出るか出ないかだったり、アース板を埋設するときに簡単に掘れるか掘れないかなどの参考になるよ」と昔避雷針屋さんに教わったのです。
今は建築屋さんと打ち合わせする時の雑学として使っています。
私は泳げないので川が近いと怖いのですが、地盤はいいに越したことはないですね。
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