いやー暑い。

先週末から急激に暑くなってきて梅雨明けが間近という感じですね。

暑くなってくると増えるのがエアコン工事で、例年6月の初め頃から
「今シーズン初めて動かしたらなんか壊れてるみたい」
などといった連絡が来ます。

皆さんエアコン工事というとルームエアコンを取り付けることをイメージするでしょうが、電気屋ってエアコンの電源工事も結構あるんですね。

エアコン買ったけど標準工事外のため量販店で対応できなかったり、量販店の工事屋さんに100Vのコンセントを200Vにしないと付けられないと言われてしまったり。
結構皆さん困った様子でご相談を頂きます。

私たちもご予算内で最善の方法を検討しますが、お客様も予想外の出費をするわけですから心情を考えるとなかなか心苦しい時もあります。

今回はそんな困った状態ではないのですが、お世話になっている近所の自動車修理工場さんから
「動力のスポットクーラーを買おうと思ってるけど動力の電源がどれかさっぱりわからないから見てほしい」
というご相談でした。

どうなっているか分からないっていうのはそれなりに古い建物だとどうしてもあります。そんな時はお客様から細かくヒアリングしてパズルのかけらを集めて、どこから電源を取るか当たりを付けていきます。

これはいかにも工場っぽい。昔の電気屋さんらしい施工ですね。

今回はお客様が昔を思い出しながら、「子供の頃からここは変わっていない、こっちは貸していた」というところから始まり、高圧受電の痕跡がありますねとかいろいろ聞いて想像しました。

貸してたっていうのは・・・そういえば一番左に電灯用の私設メーターがありますね。その隣は動力用メーターを外した跡でしょうか。

他にも雑談しながら今の使い勝手も聞いて、ここは人が通るからコンセントは邪魔にならないように高くした方がいいですねなど施工方法も決めていきます。

お客様と何気ない雑談をしながら施工方法を考えるのって面白いですね。

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