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施工現場雑記 2022.9.13
コンクリート打ちっ放しの現場がそろそろ竣工します。
打ちっ放し現場の電気工事は、コンクリートを打設するより前にコンパネの割り付けなどに合わせて電気のボックスを鉄筋に取り付けることになり、いざコンクリートを打設してしまうと後から修正ができないので、ボックスの位置や打ち込み配管のミスが無いように慎重に確認しながら施工しなければなりません。
この現場は照明プランのみで電気の設計図が無かったため、配管や配線図面などはゼロから描いていて図面のミスも我々の自己責任です。
とはいえゼロからの打ち合わせもこういう現場の醍醐味です。
写真は外壁のコンパネと鉄筋まで施工された状態で、この鉄筋に電気のボックスや配管を固定してから、型枠大工さんが内側のコンパネを立てていきます。壁に縦に伸びているオレンジの物が電気の配管(CD管)です。
その後、型枠大工さんと鉄筋屋さんが天井兼上階の床となるコンパネと鉄筋を組んだところで、電気のボックスと配管を床(下の階からすると天井)に取り付けていきます。
仕上げが完了したところです。
階段周りは断熱の必要がないのですべて打ちっ放しです。
外部はまだ工事中なので写真はルーフバルコニーだけですが。
コンクリートだとデザインの自由度は高いですが、内部、外部ともすべてとなると後から修正や調整が全くできず大変です。この物件は内側の壁は断熱材と石膏ボードで仕上げるので電気工事としてはある程度自由度があって助かりました。
中には断熱材無しで内側の壁もすべて打ちっ放しの物件もありますが、断熱が無いということは、夏はコンクリートが蓄熱して夜中でも暑く、冬はコンクリートが温まらずに暖房が効かず、場合によっては結露してカビが発生ということにもつながります。
理想は外断熱と言われていますが、外断熱だとコストが上がりますし外部パネルの割り付けも無くなってしまいます。
意匠も大事ですが、デザインと居住性のバランスが大事かなと思います。
★コンクリート打ちっ放しも関東機電株式会社にお任せください。
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