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施工現場 2023.1.27
某クリニック様にてサウナ用動力電源の新規引込と配管・配線工事を行いました。
露出配管とメッセンジャーワイヤで屋上まで配線します。
引込口の配管と配線です。
屋上までの架空配線はあらかじめメッセンジャーワイヤとケーブルにラッシングロッドというものを巻き付けて用意しておきます。
電力量計と引込口装置と呼ばれる過電流遮断器です。
屋外の露出配管は防水カップリングで施工しますが、防水カップリングを使うと法的には電線管ではなく、保護管という扱いになり、具体的には「配管にケーブルは通せるが電線(絶縁電線)は通せない」という違いがあります。(防水カップリングを使わない場合は配管の外周にネジを切って繋いだり、雨線内であればネジ無しカップリング等を使います)
そうなると電線とケーブルの違いってなんだ?になりますが、その前に一般名称の電線と呼ばれているものは大きく「コード」「絶縁電線」「ケーブル」に別けられ、前述の電線は絶縁電線のことを指しています。
電気設備技術基準・解釈(と言う法律の本です)からの引用ですが、
●「コード」は「電気用品安全法の適用を受けるものであること」とのみ記載されています。正直よくわかりません。ただ電線やケーブルと違って壁や柱に固定したり、天井裏など点検できない場所で使うことは禁止されています。
どうやら小型電気機器からコンセントまでの使用を想定しているようです。
●「絶縁電線」の構造は「絶縁物で被覆した電気導体」とされています。つまり芯線に絶縁被覆を施したものです。屋外用、屋内用多種多様な電線があって、使うときは損傷を受けることがない場所や、電線管などに納め保護をして使用します。
簡単に言うと閉鎖的な環境での使用を想定しているのでしょうか。
●「ケーブル」の構造は「絶縁物で被覆した上を外装で保護した電気導体」とされています。つまり絶縁電線の周りをさらに保護したものです。絶縁電線同様に色々な種類があって、電気工事で一番使う電線です。頑丈な構造で天井裏などにそのまま転がして使用できます。
これは施工を簡略化したり、信頼性を上げるためにあるといったところでしょうか。
被覆の仕様については細かな規定があって、一概に前述の通りとは言えないのですが概ねこのような感じです。
ブログとなるといい加減なことは書けないので調べるのも大変です。(^_^;)
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