報告・連絡・相談ってよく聞きますね。

これは簡単そうでなかなか出来ないもので、忘れていたり的を射ない報告をすると会社でも現場でも大騒ぎになります。私も過去に何度も冷や汗をかいています。
(私の場合は報告そのものを忘れることが多いですが・・・)

ではどうしたら価値のある報告ができるのか。

ベネフィットという言葉があります。

これは「利益」「恩恵」「便益」のことで、マーケティングを仕事とする人は常に考えていることでしょうが、相手の潜在的な「欲求」「期待」などのニーズのことです。

報連相の大事な部分は、上司、お客さん、同僚など関わる人たちが何を求めているかを知ることから始まると思っているのですが、これってつまりベネフィットを知ることじゃないかと。

・上司が求めていることは何か？
　　工程？品質？顧客対応？コスト？納期？

・お客さんが求めていることは何か？
　　コスト？使い勝手？顧客対応？維持管理？品質？納期？

・同行する同僚が求めていることは何か？
　　工事内容？工程？要求品質？出発時間？移動時間？お客さんの雰囲気？

これらのベネフィットを意識して物を作る人たち、例えば、読みやすくて必要な情報を載せた出版物を作る編集者、顧客が発信したい内容をWEBサイトで伝えるWEBディレクター、広告などでイメージを作るブランディングディレクター、顧客の会社の業務内容や運用状況を理解して社内システムやアプリを作るシステムエンジニア、住む人が自然に暮らせる家を作る建築家、これら「企画」「開発」「設計」「ブランディング」をする方たちは意識せずに日々報連相をしているのです。

そう考えると報連相って「報連相」そのものを深く考えるのではなくて、相手の考えをヒアリングすることだなと。

報連相もお客さんの使い勝手も、ヒアリングして抜け無く行っていこうと思います。

★いつも顧客目線の関東機電株式会社です！

N